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胃捻転~ジンジャーの場合~

ジンジャーが胃捻転になったのは、ハッピーラブズのプチふれあい会の会場ででした。
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それまで、他の子にまじって普通に過ごしていたジンジャー、
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まさか胃捻転だなんて、初めは考えもしませんでした。
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それまで胃捻転になった犬を見たことがなかった私、
もしハピラブのメンバーがたくさんいた、あの会場以外でジンジャーが胃捻転になっていたら
果たして私はジンジャーを助けてあげる事が出来たでしょうか?

私のように胃捻転の名前は知っていても、その症状を知らない人たちの参考になればと思い
長くなりますがジンジャーが胃捻転になった時の症状を書いておこうと思います。

まず初めにおかしいなと思ったのは、尋常でない涎の出方でした。

プチふれあい会が終わって、ジンジャーと新を窓を開けてクーラーで冷やした車に乗せて、
荷物を取りに行くために、5分~10分位車を離れて戻ってみると
ジンジャーが口の両脇からダラダラと涎を垂らしながら車の中をうろついていました
まず考えたのは暑い日だったので、熱中症になったのではという事でした。

そこで車から降ろして、体に水をかけて涼しい木陰に連れて行きました。
それでも口から流れ出る涎は止まらず、座ることも出来ずに、うろうろと歩き回るジンジャー。
そして、何度も「うぇ~」と胃を外に吐き出さんばかりに吐くしぐさを繰り返しました
でも出てくるのは涎ばかりで胃液さえも出てきません。
何かの中毒症状を起こしているのか、空腹による吐き気なのかと
水や、ゼリー状のフードをあげようとしますが、受け付けず、
ひたすら苦しそうに「ぐうえ~」と吐くしぐさを繰り返します
この時点で、すでに私のほうがパニックに陥っていました。

何だかジンジャーのお腹が膨れているかもしれない。でも気のせい?」と思っていると
誰かが「ジンジャーのお腹ってこんなに膨らんでた?」と言ったのです。
ジンジャーを車から降ろしてから10分位しか経っていなかったと思いますが、
一度ジンジャーのお腹の膨らみに気付くと、みるみるお腹が膨らんでいくのが分かります。

再び誰かが「胃捻転かも」と言ってくれたため、
慌ててメンバーの掛かりつけの獣医さんに電話をし状態を話して、連れて行きました。
到着までかかった時間が、たぶんそれから15分~20分位だったと思います。

病院に着くまで「ひー、ひー」と苦しむジンジャー。
病院に到着した時には妊娠しているかの様にパンパンにお腹が膨れていました
到着と同時に、お腹のガスを抜く処置をしてもらって、レントゲン撮影をしました。
結果、「やはり胃捻転です。」と、そのまま手術をすることになりました。
手術前のジンジャーに会わせてもらいましたが、ガスを抜いて楽になったのか
先ほどまでの苦しみ方とは一変、麻酔も手伝ってか何だかボーとしていました。
それでも撫でるとしっぽを振ってくれて(涙

レントゲン検査が出たのが、夕方6時過ぎだったと思います。
午後の診察終了後(7時過ぎ?)に手術に入るので、このままお預かりしますというのを
無理を言って、手術後に会えるようにしてもらいました。
どうして、今すぐに手術しないのかと思ったのですが、
胃捻転でショック状態にあるジンジャーをまず落ち着かせる処置が必要だったそうです。

その後、無事に手術終わりましたと連絡が来て、
覚醒したジンジャーに会えたのが夜11時位でした。
麻酔でボーっとしていたジンジャーですが、
新が一声「ワン!」と言ったら、急に目がはっきりしてケージを掘り始めました。

執刀して下さった、青梅のアテナ動物病院の院長先生から
「第一の山場は越えたが、数日は危険な状態が続きます」と説明を受けました。
まず捻転により止まっていた血流が、毒素と共に一気に心臓に流れ込むことから
不整脈が出て、心臓が止まる可能性が手術後1~2日にあるそうです。
さらに、血流が止まって壊死した胃壁が順調に回復せずに亡くなる可能性が
手術後3~5日にあるそうです。
従って、手術後数日は24時間の集中看護が必要になりますが、
アテナ動物病院さんでは、急変に備えて泊り込みで診て下さいました。

そして、手術から6日目、ジンジャーは無事に退院することが出来ました。
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ジンジャーは本当に運の強い子だと思います。
胃捻転、胃拡張で生死を分けるのは、適切な処置をとるまでの時間です。

ですので、ジンジャーのような症状が出たら、様子を見ようとはせずに
すぐに設備の整った病院へ連れて行ってあげて下さい。
ジンジャーサイズの子の場合、胃捻転の手術には
少なくとも3人の医師・看護士の立会いが必要になるそうですので
それなりに設備の整った病院を探しておいた方が良いかもしれません。

またこちらの胃捻転・鼓腸症のページにも海外のサイトをもとに
原因・症状・治療などについて詳しくまとめられていますので
ぜひご覧になってみてください。
*サイトが重いためか、急にブラウザーが落ちてしまうことがありますので、
 必要に応じて保存してから開けて下さいね。

今回ジンジャーは、食事直後の運動など胃捻転の原因と良くいわれる原因が無い中で
胃捻転になったため何が原因だったのかと色々と考えました。
暑さ・緊張・疲れ・川で泳がせたこと・車に乗せる直前に飲ませた水・
車に飛び乗らせた動作・私が車を離れた時に急に動いたのではetc.
しかし、ジンジャーが胃捻転になった時点で
朝の食事から少なくとも10時間は経過しており、
川で泳がせてからも4~5時間は経過していました。
ドッグランでも走り回ることも無く、ずっと私の横に座っていたため、
激しい運動が原因とも考えられません。
原因が何かと考えれば全てが原因だったのかもしれません。
結局その後の検査でジンジャーの場合は体質的な要因が大きいと分かりましたが
ネットで調べていくうちに、胃捻転になった犬のほとんどが、
食後すぐに胃捻転になった訳でもなく、激しい運動をしていたわけでもない
という記述をみつけました。
ジンジャーの場合もそうですが、どの犬にも胃捻転になる危険性はあります。
大切なことは、いかに早く胃捻転・胃拡張の症状に気付いて、
適切な処置を受けられる病院に運べるかです。

胃捻転・胃拡張の症状を知っておき、
胃捻転の手術が受けられる近所の病院を探しておく事は大切な事だと
今回の一連の経験から学びました。
あれ以来、どこかに遊びに行く時は必ず事前に近くの病院を調べるようになりました。
全ての犬が胃捻転の時にジンジャーと同じ症状になるとは限りませんが
少しでも胃捻転という恐ろしい病気を知ってもらうきっかけになれば良いと願っています。

COMMENTS

詳しい経過報告参考にさせてもらいますね。かかりつけの獣医さんで対応できるのか?でも他の動物病院まで1時間半かかってしまうから、緊急には無理だし。田舎の場合はそんなリスクも頭に入れておかないと...


本当にありがたいです、
そして心強いです!
どんな専門書でも、専門家のお話よりも、
同じ一般の家族の体験談の方が本当に分かり易く、
どう行動したら良いか考えさせられ、
本当にありがたい情報だと思います、

ジンジャーは、この日きっと、
楽しかったり、苦しかったり、本当にいい子で
頑張ったと思います、
本当に、よかったと思います(涙))

ご紹介のHPの中
腹部(胸ではない?)が狭く・深い・とはどういう形なのでしょうか。我々が胸だと思っているところ(首から続くはと胸の所?)では、無いんですね。

痩せているのはやはりリスクが・・・自分の体験をあわせるとなんとなく納得です。

手術後の回復で完全復帰とはなかなかいかないものなのですね。
生食が良いとも書いてありますが、私は、必ずしも、、??って思います。
生食=穀類×  病気をした場合、年を取ったとき、これだけでは飼い主は困るんでは無いかと最近思い始めています。
お腹を壊したら、ワンコにもおかゆを与える人も沢山居ますし。
それに、生食の穀類だめな理由が私自身の納得のいくものではないからです。以前からはっきりしない事に自分自身が????でした。
ワンコの食事は飼い主しだいですから、ほんと、むづかしいですね。健康に直結してるし。
ともあれ、長生きして欲しい愛犬たちに出来るだけのことはしてやいたいですね。

★萩ママさん

胃捻転と気付いて貰えずに亡くなる子が多いと聞いて
私の様に胃捻転の犬を実際に見た事が無い方の
参考になればと思ってまとめてみました。
恐ろしいけれど貴重な経験をさせてもらえたと
ジンジャーには感謝しています。
我が家の方は動物病院は沢山あるのですが
実際に胃捻転の処置が出来るのか分からない病院がほとんどですし
交通渋滞も酷いので、良いといわれる病院に連れて行くことも
時間によっては難しくて、悩みの種です。
もうジンジャーが胃捻転になる事はないと信じてはいますが
何箇所か病院を知っておいた方が良いとは思ってます。
なかなかどうしてそれが難しいんですけどね~(^^;

★n田中keyさん

私もそうでしたが胃捻転という名前は知っていても
実際の症状を知っている人は少ないですよね。
今回は胃捻転になったところから症状を見る事が出来たので
少しでもご参考になれば嬉しいです。
ジンジャーを病院に連れて行くまで本当に「ひーひー」言って
苦しんでいたのが今でも忘れられなくって
どれほど痛く苦しい思いをしたのかを思うと辛いですが
ジン君は元気になって戻ってきてくれて、有難い限りです。
ジン君のおかげで、色々な事を学ぶことができました。

★ラフィままさん

どの時点をもって完治したと言っていいのか分からないのですが
思っていたよりは時間がかかってるな~という感じです。
>腹部(胸ではない?)が狭く・深い・とはどういう形なのでしょうか。我々が胸だと思っているところ(首から続くはと胸の所?)では、無いんですね。
これはグレートデンの様な胸が深くてお腹がきゅっとしまっている体型の事を言っているのだと思います。まさにジンジャーも同じ体型なので、先天的になる要素はあったんですね。
食事に関しては、生食がダメ、穀類がダメというのではなくて、その犬の体質にあった食事を飼い主が見極めないといけないと個人的に思ってます。
新の場合は穀類に若干のアレルギーがあるみたいですし、ジンジャーはおかゆを食べさせ続けると便に粘膜がはってしまいますので、生食を中心に食べさせてますが、反対にお肉は受け付けない体質の子もいると思いますので。
ただ手作りを始めて色々と勉強するうちに、
やはり食事が全ての健康の基本なんだな~と実感するようになりました。
本当に奥が深くて、手作り2年目のビギナーは日々勉強です(^^;

★ラフィままさん(再度)

上のコメントで腹部についてあのように書いたのですが
再度読み直してみてちょっと意味が違うかなと思いました。
文章そのままの意味で、腹部の奥行きがあって、横幅が狭い犬という意味なのでしょうか?
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えていただけたら嬉しいですね。

うちの子が今日胃捻転の手術を受けました。うちは多分急激な水の摂取が考えられます…。幸い、処置までの時間が早かったのですが、まだ現在入院中で、色々とネットから情報収集をしているところです。
手術が成功しても、急変するわんこもいるんですね…。
ただただ祈るばかりですが、ジンジャーくんは今ではまったく元通りなのでしょうか?

☆poyopecoさん

こんにちは、はじめまして。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
poyopecoさんのワンちゃん、その後の容態はいかがでしょうか?
poyopecoさんのブログを読ませて頂いて、
ジンジャーが胃捻転になってから退院するまでの毎日を
鮮明に思い出しました。
胃捻転は術後1ヶ月位までは油断できないようですが、
まずは1週間を無事に乗り切れば余程のことがない限り
大丈夫みたいです。
心労の耐えない日がしばらく続くと思いますが、
poyopecoさんが迅速な対応をされてますので、
きっと元気に帰ってきてくれると思います。
ジンジャーは今では全く元通りといっていいと思いますよ。
poyopecoさんのワンちゃんが、一日も早く元気に帰ってきてくれるのを
心からお祈りしていますね。

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